授業科目名 金属の状態図
担当教員 三島良直、細田秀樹
単位数 2-0-0
推奨学期 3

講義のねらい

材料の設計図でもある状態図を読めるようになり、また,相律や組成ー 自由エネルギー曲線など状態図の物理的背景を理解し、さらに組織との関係 について理解することをねらいとする。

講義計画

  1. オリエンテーション
  2. 状態図の読み方1(水の状態図など)
  3. 状態図の読み方2(一次固溶体,てこの法則など)
  4. 状態図の読み方3(全率固溶,共晶,共析など)
  5. 状態図の読み方4(析出,組織との関係など)
  6. 状態図のでき方1(自由エネルギーとの関係)
  7. 状態図のでき方2(平衡条件,化学ポテンシャルなど)
  8. 状態図のでき方3(相律など)
  9. 状態図のでき方4(3元状態図,擬二元系状態図など)
  10. 様々な状態図 (その他の相変態)
  11. 状態図の具体例1(Fe-C系状態図と組織)
  12. 状態図の具体例2(その他実用合金の状態図と組織)
  13. 演習まとめ,テスト

授業評価

講義中に行う演習、期末試験などによる。

テキストなど

テキスト:なし

参考書:コットレルの金属学(上)

履修の条件

特になし。

担当教官から一言

講義中に演習を行っており、全て出席すれば必ず状態図が読めるようになる。 金属工学では状態図を読めることは必須であるので、是非履修して欲しい。