Metallurgy Group, Dept. of Metallurgy and Ceramics Science, Tokyo Institute of Technology

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物理系基礎専門科目一覧

科目名	推奨学期
結晶回折	4
金属物性	5
エレクトロニクス材料A	5
エレクトロニクス材料B	5

物理系基礎専門科目シラバス

結晶回折 (Diffraction Crystallographic Technology)
中村　吉男　教授大岡山南8号館 213室（03-5734-3144）yoshio@mtl.titech.ac.jp
推奨学期	4	単位数	2-0-0
講義のねらい	結晶の幾何学的性質を理解する。 X線・電子線などの回折現象を理解する。回折法で金属に関するどんな情報が得られるのか勉強する。金属合金の結晶構造，状態図の決定，組成の決定，応力状態，粒径，相変態など
講義計画	回折現象と波：物の見方，波動方程式，波の合成 X線の性質：X線の発生機構，特性X線，白色X線，X線の吸収結晶をどう記述する：結晶の幾何学回折現象と結晶：干渉現象，原子による散乱，原子配列と波の位相，回折関数，結晶構造因子，回折強度 X線回折法を用いて：単結晶の配向と特性，多結晶集合体の構造，結晶構造の決定，精密な格子定数の測定，状態図の決定，規則不規則変態，応力状態の解析など，電子回折：指数付け，逆格子逆格子と回折現象：実格子と逆格子，エヴァルドの作図
成績評価	授業での小テスト，中間試験，期末試験（ノート持ち込み可）
テキストなど	カリティ，松村訳「X線回折要論」アグネ社
履修の条件
担当教員から一言

金属物性 (Metal Physics 1)
史蹟　准教授大岡山南8号館 214室（03-5734-????）shi@mtl.titech.ac.jp
推奨学期	5	単位数	2-0-0
講義のねらい	金属のマクロな現象をミクロな視点から理解する。金属のいろいろな物性，たとえば固体中の弾性波，格子振動，比熱，熱伝導現象，熱起電力，金属中の電子の振る舞いなどについて，ミクロな観点からの理解をはかる。
講義計画	材料物性の理解のために：古典的世界観と量子力学的世界観，波とは？ミクロな粒子の性質：粒子の法則，大数の法則，統計力学の基礎知識固体中の弾性波：波動方程式，縦波，横波，位相速度など格子振動（フォノン）：量子化，状態密度，分散関係など固体の熱的性質1：固体の比熱の古典的理論固体の熱的性質2：格子振動と比熱モデル，理論的解析固体の熱的性質3：熱伝導，熱膨張，融解，熱起電力など原子構造と電子構造の基礎的事項：波動方程式の導出とその意味金属中の電子の振る舞い1：シュレディンガーの式の解とその意味金属中の電子の振る舞い2：バンド構造，半導体，絶縁体金属の電気的性質：オームの法則，電気伝導度，不純物効果金属の磁気的性質：角運動量，電子スピン，磁気的性質分類など
成績評価	毎講義時の小テストと宿題レポート，筆答試験
テキストなど	特にテキストは指定しない。必要資料は講義で配布する。金属結晶の物理：宮原将平監修「現代金属物理シリーズ」アグネ社 Introduction to Solid State Physics：C. Kittel, John Willey&Sons. Inc.
履修の条件	回折結晶学関係の講義を聴講しておくのが望ましい。
担当教員から一言

エレクトロニクス材料A
，連絡教官：寺田准教授
推奨学期	5	単位数	1-0-0
講義のねらい	シリコン、ガリウム砒素に代表される半導体の結晶・プロセス技術とデバイスの応用を学ぶ。
講義計画
成績評価
テキストなど
履修の条件
担当教員から一言

エレクトロニクス材料B
，連絡教官：寺田准教授
推奨学期	5	単位数	1-0-0
講義のねらい	セラミックス材料を中心とした最新の誘電、圧電、磁性、半導体、超電導体、電気光学材料、その製造方法及びエレクトロニクスデバイスへの応用を学ぶ。
講義計画
成績評価
テキストなど
履修の条件
担当教員から一言

Department of Metallurgical Engineering,

Tokyo Institute of Technology

South 8th bld., 2-12-1 Ookayama, Meguro-ku,

Tokyo 152-8552, JAPAN