科目名 | 推奨学期 |
金属の状態図 | 4 |
化学反応の速度 | 4 |
表面物理化学 | 5 |
高温反応の熱力学 (Thermodynamics of Chemical Reactions at High Temperature) | 5 |
移動速度論 | 6 |
材料精錬プロセス第一 | 6 |
材料精錬プロセス第二 | 6 |
化学反応の速度 () | |||
水流 徹 教授 大岡山 南8号館404室(03-5734-3143) | |||
推奨学期 | 4 | 単位数 | 2-0-0 |
講義のねらい | 化学変化に伴う過程について,均一系における反応速度の取扱いを理解すると共に,表面・界面でおこる反応および電極反応の速度論について習得する。 | ||
講義計画 |
|
||
成績評価 | 小テスト,期末試験,宿題(レポート) | ||
テキストなど |
教科書:アトキンス「物理化学 下」第6版(千原,中村訳):東京化学同人 参考書:現代の電気化学:小沢昭弥監修,新星社 電気化学の基礎:魚崎浩平,喜多英明著,技報堂 |
||
履修の条件 | |||
担当教員から一言 |
高温反応の熱力学 () | |||
永田 和宏 教授 大岡山 南8号館409室(03-5734-????)nagata@mtl.titech.ac.jp | |||
推奨学期 | 5 | 単位数 | 2-0-0 |
講義のねらい | 熱力学は、熱などのエネルギーを使って仕事を効率よく行う方法を示してくれる。水は高所から低所に流れ、途中にダムがあると位置のエネルギー差を利用して羽根車を回し、その機械的エネルギーを発電機で電気に変えている。蒸気タービンは水を蒸気に変えるボイラーと水に凝縮させる復水器との間に生じる圧力差を利用してタービンを回している。製鉄ではコークスを燃焼させて熱と一酸化炭素ガスを生成し、その熱と還元ガスの一部で鉄鉱石を鉄や銑鉄に変えている。このようにエネルギーの高い状態から低い状態へ熱が流れる時、その一部は機械的エネルギーに変換されさらに電気エネルギーになる。あるいは化学的エネルギーに変換され製鉄など化学反応をおこす。材料の製造プロセスはこの原理に従っている。材料はさまざまな環境中で温度変化や風雨に曝されるなどすると次第に劣化し変化する。すなわちエネルギーの流れの中で変化している。その方向は材料がその環境の中で最も安定な状態に変化してゆく。 この講義では、熱力学を使えるようにする。そのために、多くの事例を取り上げると同時に、宿題を課すことによってより深く理解できるようにしている。構造材料や機能材料の製造工程における高温化学反応の熱力学的状態変化を具体的に取り扱えるようにする。質量作用の法則、熱力学第1法則(エネルギー保存則),熱力学第2法則(エントロピー生成),熱力学第3法則(エントロピーの絶対値)、ギブスエネルギーと化学ポテンシャル,溶体論、および状態図の理解と使い方に重点を置く。 |
||
講義計画 |
|
||
成績評価 | 出席(14回,7点)、レポート(全28問題,42点)、期末試験(51点) レポート:講義ごとに問題を宿題として課す。次の講義時間までに提出すること。レポートの評価はA(1.5点),B(1.0点),C(0.5点)で行う。再提出で評価を上げる事ができる。遅れて提出したレポートは評価が低くなる。 | ||
テキストなど | 教科書:「解いてわかる材料工学T」永田和宏、加藤雅治著、丸善、平成9年 | ||
履修の条件 | |||
担当教員から一言 | 「高温反応の熱力学」課外授業 たたら製鉄は簡単、砂鉄と木炭から鋼を造ってみよう |
移動速度論 (Transport Phenomena at High Temperature) | |||
金澤 幸 准教授 大岡山 南8号館410室(03-5734-3586)hayashi@mtl.titech.ac.jp | |||
推奨学期 | 6 | 単位数 | 2-0-0 |
講義のねらい |
|
||
講義計画 |
|
||
成績評価 | 出席,宿題(全30問題),期末試験 | ||
テキストなど |
教科書:
|
||
履修の条件 | 講義ごとに問題を宿題として課す。次の時間までに提出すること。宿題の評価はA,B,Cで行う。 遅れて提出したレポートは評価が低くなる。 | ||
担当教員から一言 | 講義は板書で行うので,受講生は教科書で復習を行うこと。 |
表面物理化学 (Physical Chemistry of Surface) | |||
西方 篤 准教授 大岡山 南8号館405室(03-5734-3134)atsushi@mtl.titech.ac.jp | |||
推奨学期 | 5 | 単位数 | 2-0-0 |
講義のねらい | 金属材料の腐食現象あるいは電解プロセス等を理解するために必要な金属電気化学の基礎を量論、平衡論、速度論の立場からわかりやすく解説するとともに、腐食現象の基礎についても解説する。 講義計画 | ||
講義計画 |
|
||
成績評価 | 出席と期末試験による。 | ||
テキストなど | テキストは使用しない。
参考書 現代電気化学 : 田村英雄 松田好晴共著 倍風館, 電気化学の基礎: 魚崎浩平 喜多英明共著 技報堂 |
||
履修の条件 | 材料解析D(電気化学演習)を併せて履修することが望ましい。 | ||
担当教員から一言 | 電気化学の基礎は金属材料の環境劣化を理解する上で重要です。理解を深めるため演習をできるだけ入れて講義をします。また、6学期の金属工学実験では、この講義の内容に関する実験も用意しています。 |
材料精錬プロセス第一 () | |||
,連絡教官:寺田芳弘 准教授 (大岡山南8号館 208室,(03-5734-3147),terada@mtl.titech.ac.jp) | |||
推奨学期 | 6 | 単位数 | 1-0-0 |
講義のねらい | 材料の高温を用いる製造プロセス例として,リサイクルを含んだ製鉄・製鋼プロセスについて理論的背景を含めて教授する。 | ||
講義計画 | |||
成績評価 | |||
テキストなど | |||
履修の条件 | |||
担当教員から一言 |
材料精錬プロセス第二 () | |||
,連絡教官:寺田芳弘 准教授 (大岡山南8号館 208室,(03-5734-3147),terada@mtl.titech.ac.jp) | |||
推奨学期 | 6 | 単位数 | 1-0-0 |
講義のねらい | 機能性金属材料の精錬プロセスについて理論的背景を含めて教授する。 | ||
講義計画 | |||
成績評価 | |||
テキストなど | |||
履修の条件 | |||
担当教員から一言 |
Department of Metallurgical Engineering, |
Tokyo Institute of Technology |
South 8th bld., 2-12-1 Ookayama, Meguro-ku, |
Tokyo 152-8552, JAPAN |